『Lovely Gravy』という曲がある。これの歌詞はところどころ手直しが必要だったので、きょうは真面目に手直し作業をしていた。そこで、どんな歌が好きか、って、やっぱりラブソングだな、と思いました。聞くのも歌うのも、ラブソングは感情移入しやすいから単純に「いいなあ」と思えるのだろうけど、実際にはあまりそうゆうのを作ってないのでした。ハッキリ言ってサボテンでラブソングを作ったのは数年前の『観覧車に乗ろう』と『つづく夢』が初めてだったと思う。きっと、何年も休んでいて大人になったんだろうね。多分若い頃はそうゆうのは恥ずかしい気がしてたんだと思う。若いうちから高らかにラブソングが作れる人というのはなんというか幸せというか、素直なんだろうと思う。
『Lovely Gravy』はわたしの作った曲の中では相当ラブラブソングなのでした。でも、まだまだだな。もっとドロッとしたのが書けるようになるには、あと10年はかかるに違いない。
お笑い番組しかテレビは見てないといっても過言ではないきょうこの頃、垂れ流しのようにギャグを聞きながらも、たまに思い出して笑うネタがある。きょうは上のように、真面目にラブソングを書いていたのに、きゅうに「たむけん」が言った(うろ覚えなんだけど)『地味な女!売れないバンドのドラマーと付き合え!』と言ってお尻をパシッと叩いたのが思い出されてブッと噴いてしまった。ドラマーは好きだからかばってあげたい。この人は全然おもしろくないんだけど、こうゆう刹那的ピン芸人が好きなのだわ。
売れないバンドのドラマーが地味かといったら、そうでもないと思うので、すごく偏見があるわけだけど、おかしい。長年地道にバンド活動していてドラマーは派手好きな人が多い(見た目は地味でも)とわたしは見ているのだった。うしろで地味そうにしているけど、な〜んか、一発やったろかい!と思ってるフシがある。やっても勿論いいんだけど、セットも音もそれ自体もう目立ってるから、いきなりそこばっかり注目されるので、チッ、ずるいなあ、とたまに思うのでした。どうせなら、最初から派手な感じにしてもらいたい。
きのうは動物ものも見た。マダガスカルというところは特異な動物がたくさんいる。キツネザルの種類は70種もいるのだそうで、みんな目がクリクリしていて尻尾が立派でかわいいな。きのうオオ!カワイイ!と感激したのは「マングースキツネザル」という動物で、尻尾はレッサーパンダとかワオキツネザルのような長くてフワッとしたかわいらしさなんだけど、顔はマングースで、ゾンビっぽい。鴉天狗のような感じでなかなか精悍で良い。性格もやはりマングースに近いようで、ヘビをくわえて走る姿はホラーのようだった。だっこしてみたい。
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