銀座伊東屋K-Itoya
2019 4月1日(月)〜10日(水)
「ぼく」の思い出はだいたい甘酸っぱい、と決まっている。
「わたし」もですが
子どもの頃の記憶は、あることについては信じられないほど美しく浄化され、
あることについては必要以上に悲惨に捻じ曲げられている。
どれも大人になるとすべてがリアルな思い出になってしまっていて、あとで同じ場面にいた人と
共有しようとすると、とんでもない記憶違いであることが発覚したりする。
そんなこと、あなたにもあるでしょ?
今回の個展の一つ前の個展の制作中からだんだん子どもの作品が増えてきて、
描きながら楽しかった子ども時代の記憶があれもこれもと思い出されてきて、
とてもウキウキしてきた!
しかし、1970年に母が車の免許をとって車をドーンと買って、家族で東名高速にのって
大阪万博、有馬温泉に行った記憶は、楽しくはあったけれど、わたしの作品には到底似合わない。
そんなわけで、DMのような作品になってしまうのでございます。
『ランチのあとで』
ここはレマン湖ね。多分。行ったことはないですけどね〜
早く湖に行ってロマンスと遭遇したいママンと、ぼくのヴァカンス。
一緒に連れてきている犬も早く外へ出ようよ!と飛びつく後ろで、レストランの猫がシラ〜っと
見ている。
「犬ってのはまったく幼稚だぜ。おまえの大事な坊っちゃまはまだ半分しか食べてないぜ、っての」
まあ、そんなことを心の中でぶつぶつ言いながらわたしはいつも楽しく制作しているのであります。
子どもの頃の体験をかぎりなく美化したシリーズ
ぜひ、ご覧になってください。
大森で週末ティールームを開いています。そのため今回は金曜日はティールーム仕事で在廊できません。
なんとかほかの日は午後から在廊できるはずです。
お待ちしております。
いつ、何時から在廊できるかは、ツイッター、ブログ、フェイスブックで随時書きますので、
TEAROOMのこと
http://teaground.blog.fc2.com
長く紅茶の勉強をしていて、さらにカップ&ソーサーやカトラリーなど増える一方だったので、
このティールーム『葡萄屋ギャラリー喫茶室/The Budoh&Willow Tearoom」で活用できて
本当によかったです
このティールームはわたし好みのやり方で紅茶をお出ししています。
ケーキもすでに13種類作れるようになってしまいました。すべて英国のママンが作るような
焼き菓子です。
食べ物はそのほかはクランペット。クランペットも研究につぐ研究の成果もでて、
わたしの理想のクランペットができるようになりました。膨らみすぎず、適度なモチモチ感。
食べにいらしてくださいね!
でもなんといっても紅茶がおいしいですから〜!
フレーバーティーはございません。(唯一アールグレイはあります)
ハーブティーもございません。
すみません、普通のブラックティーが好きなのです。
ケーキとたっぷりのミルクをいれたミルクティーもおいしいし、
ゴージャスなダージリン・ファーストフラッシュをゆっくり飲むのもいい。
スリランカのお茶ルフナ。ウヴァは個性的。
中国のキームンはスモーキー、エリザベス女王もご愛飲。
こだわってやっておりますので、なかなか代わりの人がいません。
展覧会場になかなかいけない理由はこうゆうわけです。
わたしは週末はティールームに・・・・・
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