銅版画家、松本里美のオフィシャルサイト、ニューヴァージョンへようこそ

MIRAI blanc 個展【inside,outside】

個展

大森在住38年にして水神公園を描く

2024年最初の個展は地元大森のギャラリーMIRAI blancです。
『inside、outside』
1月26日〜2月4日
30日(火曜日)は休廊日です
31日(水曜日)のみ15時からの在廊となります。
地元なので、それ以外は基本在廊しておりますが、ずっとはいないと思います。
呼び出していただければ30分以内に行けます。

昨年自分の作品をざっと見渡してみたのですが、最近の私の描く女性は空に浮かんでいたり飛んでいたり、自由を満喫して幸せだわ〜〜なものが多いんですよねー
それと対比するように、男性は居心地の良い室内で本を読んでいたりスープを啜っていたりしている。
これもまた幸せだな〜と感じている。

作品は自分の趣味嗜好が如実に表れるものなので、これはもう、私は何も考えずに浮遊したい!という気持ちが強いのだろうし、
好みの男性は、書斎で犬や猫を撫でながら本を読んだり研究をしている人なんだな〜と。
丸わかりじゃん!

しかし、男性の好みで言えば、インドア派ながらもスポーツ万能!サバイバルができる!のが良くて、車の運転はできなきゃダメだし、ギターが弾けなきゃダメだし、何より創造的な暮らしができるというのが基本よね〜〜と色々とうるさい。
故松本清志はそうやって考えてみると理想的で、インドアでもありアウトドアでもあり、ギターも弾けて変なものも作っていて最高でした。
生きている時に言ってあげたかった、本当に。

⚫︎大森水神公園

大森に住んで38年、その間犬も2匹飼っていたから、それなりに散歩は広範囲だった。
風景画は見るのはとても好きだ。その場所を知っていれば尚更のこと感慨深く絵を見ることができるからだし、
さらに作家その人の思い出が入り込んでいれば、奥行きも増してきて鑑賞はさらに楽しくなる。

なのに、私は大森を描いたことは1回しかない。それはマツキヨ氏が亡くなった後に遠景で我が家を少し入れ込んだものだった。
その頃から私が大森を描けない理由を考えていたのだけれど、最近になってようやくわかってしまったのだった。

それは、大森の町がほとんど和風だからだ!
人間を描いても、建物を描いてもどうしても『赤毛もの』になってしまう私には、描く場所がないのだ!
が、線路沿いにあるお花見の時には人がわんさか集う『水神公園』にバッチリ洋風なものがあることに今更ながら気づいたのでした。

続きはオフィシャルブログ掲載記事をご覧ください。

大森在住38年にして水神公園を描く。MIRAI blanc 個展『inside,outside』 | +P里美の『Bronze & Willow』Etching note
2024年最初の個展は地元大森のギャラリーMIRAI blancです。『inside、outside』1月26日〜2月4日30日(火曜日)は休廊日です31...

コメント