わたしの頭上にゆっくりと降りて来た「2」は、誰かが落としているのかもしれない。わたしをめがけて落としている誰かがいるのだろう。それは人の気配のする何かで、雲の上の世界では、みんな清々しく、そしてわたしもゆったりと音楽なんか聞いているのだ。