11のクリケットのところでも書きましたが、英国の国技クリケットには2時間ほどゲームをするとティータイムが行われます。選手もアンパイヤも一緒にお茶。社交が第一の目的のようです。クリケットはスポーツマンシップや、エチケット、社交(コミュニケーション)を培うためのものといっても良いそうで、パブリックスクールでは必ず授業として取り入れられています。日本人にはなかなか馴染みがないスポーツなので「ここでもお茶するの!?」とビックリしちゃいますが、なんとも優雅でわたしはこれを知った時にはワクワクしてしまいました。
そんなわけで、日よけの下での楽しいティータイムを描いてみました。下からのぞいてるのはインド人。つまみ食いしてるわけじゃありませんよ!インドやスリランカはイギリス植民地時代があったので、クリケットすごーく強いんです。日本の代表チームにも数名このあたりの出身らしき選手がいますよ。お茶は産業革命の頃から広まった中産階級のステイタスでした。余暇が持てるということ、優雅な茶器を持っていること、高級な紅茶を持っていること、サロンを開いて社交をすること、これらがステイタスとなったのです。それにしては、お菓子はそれほどおいしいと思わないんですけどね・・・・