戦うということは、人類にとってなんなのか。いろんな意味でいろんな人がアドレナリンを増加させるのだ。
軍服は驚くほど機能的にできている。しかもそれゆえに流行に左右されないものとなり、時代だけではなく、地域的にも普遍のものとして定着していく。中でも機能よりもかっこよさで定着してしまったと思われるのが英国陸軍が発祥の地のトレンチコート。トレンチとは塹壕のことで、こうゆうことには詳しくはないのですまないのですが、多分塹壕戦は英国がお得意だったのだろうと思います。機関銃が銃撃戦の主流になってくると、とにかくまずは歩兵は塹壕を作ることになる。第一次世界大戦、塹壕戦は戦争を長引かせるようになる。寒冷地で長引く塹壕戦、防水性と防寒性をかねたバーバリーのトレンチコートが役にたったということだ。肩のベルトに水筒や銃や双眼鏡をかける。銃身をあてるための布が肩から胸にかけてつけられる(だから片側だけで本当は良いのだ)。襟と袖には風をいれないようにストラップがつく。ベルトで腰をあたため、形をととのえる。
高校生の頃、冬はステンカラーのコートの子が多かった中、わたしはトレンチコートでした。変なの・・・。
長引く塹壕戦の様子で思い出すのはジョン・レノンが出た映画『HOW I WON THE WAR』(リチャード・レスター監督、1967)。 昔テレビの昼映画で奇跡的に見た。英国の陸軍のヘルメットは、お世辞にもカッコいいとはいえない。無益で滑稽な戦争を描いていた・・・と記憶している。塹壕のシーンが多かったハズ、とyoutubeで一応見てみたら、全編見られるジャン!参考までに。http://www.youtube.com/watch?v=zKzi_JlrdEY最初の方では、クリケットをするシーンが見られます。